ふと 「そうだ、〇〇へ行こう」 って時、ありませんか?
私はしょっちゅうあります。
先日のお盆休み。
ゆっくり自宅で過ごそうと思ってたのですが、周りがSNSで旅行だ、帰省だと遠くに出かけているのをみてうらやましくなったんですよね。
急遽、名古屋から手軽に1泊2日で行けるところを探しました。
連日仕事で疲れていたので、自然があって、リラックスできそうな少しリッチなホテルか旅館に泊まりたいなと。
はじめは岐阜・長野・三重あたりの温泉地や避暑地に行こうと思ったのですが、お盆はどこもいっぱい。
そんなに急には予約できないですよねー、どうしようかなーと考えた時にふと浮かんだのが、小学校の修学旅行以来行っていない奈良。
ちょうど「燈花会」というライトアップのイベントがやってると知ったので、奈良へ行くことにしました。
目次
奈良市内の観光は1泊2日の旅行にぴったり!
奈良市内の見どころといえば、
- 東大寺(大仏)
- 興福寺(五重塔)
- 奈良公園(鹿)
- 春日大社
- ならまち(古い町並み)
- 平城宮跡
などなど。
平城宮跡だけは少し離れているのですが、それ以外のスポットは同じ方角にあり、効率よく回ることができます。
また、カフェや雑貨屋さんなどもたくさんあり、女ひとり旅が楽しくなる要素がたくさんあるのでおすすめです。

平城宮跡。爽やかな風が吹いていて気持ちよかった。

なら燈花会で撮影してきました。幻想的だった。
奈良公園の鹿との思い出
最初にも書いたように、前回奈良に来たのは小学校の修学旅行でした。
その時の鹿との思い出はというと・・・
5〜6人くらいのグループに分かれて奈良公園内を散策。
私が代表して、グループで1つ鹿せんべいを購入したのですが、待ち構えていた鹿に10枚いっきに奪われた!!!!!のです(涙)
こんな苦々しい思い出があり、今回はなんとかリベンジしたい。
大人の知恵で鹿に打ち勝つぞと固く決心していました。
が、、、1日目の夜、燈花会でぼーっとライトアップを見ていたところ横から鹿がきて、手に持っていたパンフレットをむしゃむしゃ食べられた!!!(泣)
なんだろう・・・・鹿から見て、わたしってちょろいんだろうか・・・。
せっかくカメラをもってきたし、鹿の可愛い姿(あるのか?)を収めたかったのに、これでは写真すら撮らせてもらえないのでは?
しかもマニュアルオンリーの単焦点レンズしか持ってきておらず、ピンとのあった鹿写真を撮るには、「近くで」「あまり動かない」ことが条件(あほ・・・なぜズームレンズを持ってこなかったのか)。
そこでなんとか鹿がおとなしい状態で撮ることができないか検索しました。
鹿がおとなしいのは早朝!寝起きに会いに行くべし
いろいろ調べていたところ、日中元気な鹿も早朝(寝起き)はかなり動きがスローで、寝ぼけながら朝食(芝生)を食べているとのこと。
朝が弱い私ですが、なんとか6時台に起きて奈良公園に行ってきました!
ルートは「一の鳥居」から入って、「春日大社」までです。
結構距離がありますが、いいお散歩になりますよ。
早朝は人も少なく、空気も澄んでいてとっても気持ちよいです。
一の鳥居をくぐって左手の広場で、1匹目の鹿を発見です!
ほんとだ、ゆっくり朝食をとっています。おとなしいとかわいいな・・・

第一「鹿」発見!
ここから春日大社へ向かってどんどんいきますよ。
びっくりするほどたくさんいました。鹿撮り放題。
せっかく春日大社まできたのでお参りしていきましょう。
灯籠と社殿の朱色が美しい、フォトジェニックな春日大社
春日大社とは奈良時代に創設された神社で、鹿を神の使いとしています。
なので、春日大社のまわりには鹿がたくさんいるんですね。
そして、ユネスコの世界遺産に、「古都奈良の文化財」の1つとして登録されています。
くわしい説明はこちら。
奈良時代の初め、平城京鎮護のために茨城県鹿島神宮の武甕槌命を御蓋山の山頂に祀ったのが起こりとされています。神護景雲2年(768)称徳天皇の勅命により、現在の場所に社殿を造営し千葉県香取神宮から経津主命、大阪府枚岡神社から天児屋根命、比売神をあわせて祀りました。平安時代になると皇族や貴族の春日詣もさかんとなり、20年ごとの式年造替の確立に伴い、本殿以下各社殿は現在のような規模になりました。また中世以降になると武家や庶民にも信仰がひろまり、全国各地に3000社を超える分社がつくられるまでになりました。“万燈籠”で知られるさまざまな形の釣燈籠、石燈籠の多くは庶民の寄進によるものだということからも、庶民信仰の深さを伺い知ることができます。毎年2月節分の日と8月14・15日にすべての燈籠に火を入れる“万燈籠”の行事が行なわれ、その幻想的な美しさに、多くの参拝客が訪れます。
引用:https://narashikanko.or.jp/spot/world_heritage/kasugataisya/
拝観料500円で御本殿を見学することができます。
これが美しい。思わず見惚れてしまいます。
とにかく灯籠がたくさん!鹿の絵が描かれたものもありました。
見学後はおみくじを引きます。木でできた鹿がおみくじをくわえています。かわいい・・・!(おみくじは小吉でした)
それでは同じルートを戻って帰ります。
いよいよ鹿せんべいを買うよ!前回のリベンジだ!
鹿せんべい屋さんがくるのは朝9時ころ
朝7時前から散策していましたが、春日大社を出る頃には9時前になっていました。
鹿せんべいやさんがやってきて、販売の準備をしだします。
って鹿さんたち、鹿せんべいやさんを取り囲んでいます・・・。
ばっちり臨戦態勢じゃないですか・・・・・・。
目の前の鹿おじさまがせんべいを買った瞬間、群がり、つつきます・・・。
丸腰で行ったらやられる・・・!
そう感じた私は、鹿せんべいやさんのおばちゃんにせんべいをあげるコツがないか聞きました。
おばちゃん「せんべいを1枚右手に持って、高く掲げてね。そうすると鹿がちゃんとおじぎするから、そしたらあげるの。」
へー!!やってみるとホントにおじぎする!かわいい・・・・・と思ったのもつかの間、あげるタイミングが遅いと怒られます、つつかれます(笑)
10枚あっという間になくなってしまいました・・・。
四方を囲まれて、服を噛まれたりするので気をつけてくださいね。
帰り道にこんな看板が・・・遅いよ。。
【まとめ】奈良公園で鹿を撮影するには
- 早朝撮影するなら、夏は7時前に奈良公園へ行きましょう(冬はもうちょっと遅くてよさそう)
- あわてなくても鹿はたくさんいます
- ズームレンズがあると撮影の幅が広がるよ
- 鹿に噛まれてもいい服装でいきましょう
- 鹿せんぺいやさんがくるのは9時頃
私が行ったお盆は、昼間の日差しも強くコントラストがきつい写真になってしまいがちなので、朝のやわらかい光で撮るのがおすすめです。
昼間は熱中症の危険もありますしね。
奈良旅行で鹿を撮りたい!という方の参考になればうれしいです。
よい旅行をー!